1人1台情報端末活用
本日は、午後の二コマに参加。二つとも、堀田龍也教授がコーディネータ。
12:45~14:45 T32 小学校・中学校における1人1台タブレット端末活用
~フューチャースクール実証校の成果に学ぶ~
15:45~17:45 T39 普通教室での1人1台情報端末の活用に向けて
~玉川大学と内田洋行の共同研究の成果から~
冒頭、堀田教授がデータを紹介。全国のPCはパソコンルーム設置がほとんど(小71%、中74%)。 普通教室は(小15%中9%)どまり。おまけに、非可動型(デストップPCのこと)が8割以上。
うーむ。1人1台どころではない現状ですなあ…。
フューチャースクールでは、1人1台TPC(タブレットパソコン)、IWB(インタラクティブホワイトボード=電子黒板)、TPC保管庫、無線LANという環境が用意され、実践が行われた。
フューチャースクール指定各校の発表で確認されたのは、次の点。
授業過程そのものは変化なし。ICT活用を位置づけたことで効果が上がった。(特に、ベテランの先生方が顕著)。学習規律の重要性を再認識した。など。
私個人の感想としては、これらは、1人1台活用でなくてもできることだと思った。
「タブレットPCならでは」のことを取り出してみると、次の点がメリットだろうか。
① タブレットだとグループ内で見せやすい、プレゼンしやすい
② カメラ機能が便利で、活用の幅が広い
国としては、1人1台情報端末活用によって、協働学習を展開することがねらいのようだが、はたしてどうか?
授業過程が従来のままでは無理な話である。「新しい学習スタイル」へ移行できるかどうかは、指導要領の大幅な変更(規制緩和でいいけどね)が、できるかどうかにかかっているのではないだろうか。
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