2012.10.28
2012.10.22
パソコン室はいらない!?
ICT活用は日常的に行ってこそ効果がある。
普通教室で、教科の授業に活用するのが一番だ。
「ICT活用イコール、パソコン活用で、それはパソコン室でされるもの」という考えは、かなり古い考えだが、今でも根強く残っている。
パソコン室に整備しているPCなど、フル稼働したとしても週25時間程度。わが勤務校のように20学級以上ある学校では、よくても週に1時間しか使わないということ。高い予算を使って整備しても、活用がこういう状態では、予算の無駄と言うほかない。
ならば、いっそのこと、学校のパソコン室をなくしたらどうか?
パソコン室をなくすと、同じ予算、同じ装備で、逆に高い効果が得られるという 記事がこれ。
ただし、「各学年に1セットずつ」は、残念。これでは絶対駄目です。
(諸事情でやむなく、とは推測できますが…)
「各学級に1セットずつ」が実現できてこそ、飛躍的な効果が現れるのですから。(*^_^*)
2012.10.21
学校ホームページ作成によいソフトは?
勤務校ホームページのリニューアルが一段落した。
ここ2週間、時間を見つけては、せっせと作業に取り組んだおかげで、ようやく軌道に乗った感じである。
前任校では、ICT支援員さんが学校に来てくれた2年間は、ほとんど更新にノータッチだった。そのため、ホームページ・ビルダーの使い方もかなり忘れてしまっており、思い出すのに苦労した。
そこで感じたことは、 「ICT支援員の存在はありがたいが、自校ホームページの更新は教員がやるべきだ」ということである。
由利本荘市の小中学校では、この3月末にICT支援員の配置が終了した。半年経った今でもホームページが更新されない学校が少なくない。学校ホームページの更新だけは、その学校の教員がやるべきだろう。
そう考えると、次の問題点が浮かび上がる。
「学校ホームページを作るソフトは、今のままでいいの??」
世間一般のレベルよりは少し技術がある私でさえ(すんません、傲慢な言い方で…)、ブランクがあると作成に苦労するということは、そのソフトが誰でも気軽に使えるレベルではないということ。
ワープロができて、写真の貼り付けができるくらいの操作レベルでできるなソフトら、誰でも気軽に更新可能だろう。
今のところ、それはブログ作成ソフトが一番条件を満たしていると思う。ココログ、FC2ブログ等のブログを自校のサイトとうまくリンクさせる方法がベターと考える。
(実際、そういう学校が、由利本荘市やにかほ市にもあります。)
2012.10.18
詭弁・屁理屈
東日本大震災の復興予算の使われ方について、新聞やTVでも報道され始めた。
(これほど大きな問題なのに、大手マスコミの批判や追求の手が弱いのはどうしてなんだろう…?)
日刊ゲンダイに、新しい記事「消費増税にも「シロアリ」条項あった」が掲載されたのでご覧下さい。
大事な箇所を、下記に引用します。こういうのを「詭弁」(道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論。こじつけ)あるいは、「屁理屈」というんです。
そもそも復興予算のムダ遣いは、東日本大震災復興基本法で〈単なる災害復旧にとどまらない活力ある日本の再生を視野に入れる〉との一文が盛り込まれたためだ。これによって各省庁が、被災地に限定されない「全国の防災」の名の下に好き勝手な予算を組んだわけだが、「社会保障と税の一体改革」の付則18条(消費税率の引き上げに当たっての措置)にも、こう書いてある。
〈成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分することなど、我が国経済の成長等に向けた施策を検討する〉
「事前防災」「減災」!?こりゃ、復興予算の流用発覚に対する官僚のヘリクツ答弁と同じだ。このままだと、増税分の消費税が社会保障費ではなく、防災の名の下に復興予算以上のデタラメに使われるのは目に見えている。
最近のコメント