大地震から3週間
3月11日。地震発生時は6時間目の授業中。私はその日の授業を終え、一人、PC室にいた。だんだん揺れは大きくなり、ただ事ではないと思った途端、ぶちっと全部のパソコンの電源が落ちた。すぐに階下の職員室へ。放送の指示で子どもたちは机の下に避難。大きめの余震が何度もあり、下校させるタイミングがなかなか判断しにくい状況だった。
しばらく後、子どもたちの下校が完了し、教職員は校内を点検。棚の物品が落ちることもほとんどないほど軽い被害状況で済んだ。
帰宅して困ったのは暖房。停電だと、エアコンもファンヒーターも使えない。ランタンやストーブなどのキャンプ用品はたくさん持っているから困ることはなかったけれど、停電がいつまで続くかわからない。燃料節約のため、夜はたくさん着込んで、早々に布団にくるまるしかなかった。
停電は、早いところでは12日朝には解消したらしい。わが自宅の電気が回復したのは、12日午後7時半すぎ。
ピンポーンと呼び鈴が鳴り、ばたばたばたっと電気が灯った。思わず拍手。たった30時間足らずの停電で、これほど不安で落ち着かない気持ちになるとは…。(被災地の方々に比べれば、苦労と呼べる苦労は何もしていないが。)
地震から3週間たち、わが由利本荘市は、物流もほぼ震災前と同じくらいまで回復したように思われる。
今日から新年度。新しいメンバーとともに頑張っていきたい。
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